The Death of Change Managementチェンジマネジメントの死:チェンジを管理する時代から、マネジャー主導の普及へ
ひとつの業界の検死報告。そして、それに代わる運用モデル。
チェンジマネジメントが測ってきたのは活動でした。出席率、研修の評価、そして人の受け止め方。新しいやり方で仕事が実際に行われているかどうかは、一度も測ってこなかったのです。本書は議論の全体像とその土台となる科学を示し、マネジャー主導の普及という運用モデルを提示します。アダプション(新しいやり方が現場で実際に使われ、使われ続けること)を、もともと機能してきた場所、つまり仕事の現場に立つマネジャーのもとへ戻し、現場からCEOまで正直に数えていく。そのための一冊です。
英語版 10月23日発売成果物はすべて完了。チェンジは「成功」と宣言された。しかしアダプションは40%。
本書で紹介しているある金融サービス企業では、1年間でおよそ400万ドルをチェンジマネジメントに投じました。予定された成果物はすべて完了し、担当役員はチェンジの成功を宣言しました。ところがシステム自体の取引記録を確認すると、顧客対応の半分以上が、まだ旧システムで手作業のまま処理されていたのです。
プログラムの報告書からは、それは見えませんでした。報告書が測っていたのは活動、つまりワークショップの回数、送信したメール、研修を受けた人数だったからです。本当の数字がわかったときには、資金はもう使われていました。プレモーテムは、予算を投じる前にこの問いを投げかけます。組織は本当に新しいやり方で仕事をするのか。そして、最初にどこで止まるのか。
資金を投じる前に、アダプションがどこで止まるかを知る。
ポストモーテム(事後検証)は、変革がなぜ失敗したかを教えてくれます。プレモーテム©(Pre-Mortem:失敗する前に、失敗の可能性と、それが起きる部署・支店・工場を予測する事前診断)は、どれくらいの確率で、どの部署・支店・工場で失敗するかを、予算を投じる前に教えてくれます。CEOから現場まで組織の全員が、48の質問にオンラインで答えます。所要時間は8分以内です。採点は自動で、チームからマネジャー、事業部、経営陣、取締役会へと積み上がります。
予算を投じる前、計画をまだ変えられる段階で予測が手に入ります。
90日後、6か月後、1年後に、組織のどれだけが新しいやり方で仕事をしているか。
これから投じる資金のうち、どれだけが無駄になるおそれがあるか。
順調、要注意、失敗に向かっている事業部の数。詳細分析では、具体的にどの部署・支店・工場かまで特定します。
経営陣が想定していることと、現場が想定していることの差。プレモーテムがもたらす、もっとも有益な発見のひとつです。
ひとりあたり8分以内、結果は3〜10営業日でお届けします。結果はすべて会社コードで管理し、会社名で保存することはありません。個人の回答が開示されることもありません。
その仕組みは本書で詳しく説明しています。組織向けの登録受付は、準備が整いしだい、このページでご案内します。
Saisei Projectは、まもなく開設します。
再生(Saisei)は、生まれ変わりを意味する言葉です。Saisei Projectは、本書を実践に移す場です。PMI Digitalのプレモーテム©、アダプション台帳©(Adoption Ledger:アダプションを数え、記録する台帳)、そしてアダプション・レジストリ(予測と実績を、会社名を伏せたまま比較・記録する仕組み)を、意識ではなくアダプションを測ろうとする組織に提供します。
開設までのあいだも、ご質問はお気軽にどうぞ。Saisei Projectへのお問い合わせ